2013/08/13

ダイエットのリバウンドとホメオスタシス

無理なダイエットをした場合には、リバウンドがホメオスタシスと言う機能が働くことによって起こってしまいます。
ダイエット時のリバウンド対策では、ホメオスタシスとは何かを知っておくことが大事です。
たんぱく質や脂質を含む食材はカロリーが高くなりがちなため、ダイエットを目的とした食事制限をしているとつい減らしがちです。

栄養が十分に摂取できない環境に気づいた体はホメオスタシスを機能させるため、代謝が低下し、脂肪が燃えづらい体になります。
体内に取り入れたエネルギーを可能な限り節約しようとするため、ダイエットが困難になります。
ダイエットを目的として食事量を減らしたり、せっせと運動をしていても、ホメオスタシスがエネルギー消費量を減らそうとしている限り、体重はなかなか減らないでしょう。

ダイエットをしているのに体重が減らないと、痩せようとする気が失せてしまったりします。
ストレス発散のためにヤケ食いをすると、あっという間にリバウンドです。
ものの見方によっては、きちんとカロリー制限ができているからこそ、リバウンドが起きる体質になったといえます。

ダイエットができているからこそ、リバウンド体質になっているとも解釈できます。
ホメオスタシスが作用する段階のまっただ中でダイエットをやめると、リバウンドのリスクが上がります。

リバウンドが起きたからといって焦らずに、カロリー制限や運動によるダイエットをコツコツと続けることが、リバウンド対策になることでしょう。